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カテゴリ:情報

  • 【心理的支援】開始された活動
    [ 2011-03-24 08:00 ]
  • 東北地方地震【心理的支援】
    [ 2011-03-14 13:18 ]

 

【心理的支援】開始された活動

日本心理臨床学会のHPにて
「東北地方太平洋沖地震と心のケア」について記載がありました



また,日本精神衛生学会のHPに,
「心の相談緊急電話開設のお知らせ」が記載されています

心の相談緊急電話
0120-111-916
開設日時
  平成23年3月19日(土)~4月中旬  
  午後1時~10時



被災地への心理士派遣も開始されています

by nojimico | 2011-03-24 08:00 | 情報 | Trackback 

東北地方地震【心理的支援】

「災害,事故,テロなど,多くの人が巻き込まれる出来事が発生したときに
 提供できる,こころのケアのマニュアル」,
サイコロジカル・ファーストエイド(PFA)の抜粋です

◆対応の方針◆
・安全と安心感を確立します
・その人が元々持っている資源を活かします
・情緒的に圧倒され,取り乱している被災者の方を落ち着かせ,見通しが持てるようにします
・適応的な対処行動を支持し,その努力と成果を認めることで,
 被災者の方の持っている力を引き出し育てます。
・役に立つ情報を提供します
・支援者ができることとできないことを明らかにし,適切な紹介をします


◆PFAを提供する側に必要なこと◆
・混乱し,予測のつかないことが起こる現場に対応できる
・被災者の状態をすばやく判断できる
・状況や場に応じて柔軟に介入を組み立てられる
・悲惨さや強烈さに(ある程度)耐えられる
・心理的支援とは一見関係なさそうな仕事も出来る
・多様な文化,民族,年齢,考え方を持つ人に対応できる
・セルフケアができる

◆PFAを提供するときの基本姿勢◆
・相手の様子をよく観察する
 【急性期の苦痛の兆候】
  >状況判断ができず、まごついている人
  >落ち着きを失って、困惑している人
  >気が動転したり、興奮したりしている人
  >パニックになっている人
  >極端にひきこもっている人、無気力になっている人
  >極端にイライラしている人、怒っている人
  >極端に不安そうな人
・リスクの高い人々に配慮する
 >子ども。特に次のような子ども
   →親(保護者)と離ればなれになっている子ども
   →親(保護者)、家族、友達を亡くした子ども
   →親(保護者)が重傷を負った、あるいは行方不明になっている子ども
   →里親や児童養護施設によって養育されている子ども
 >けがをしている人
 >何度も移住、強制退去をさせられた経験をもつ人
 >病弱な子ども、大人
 >重い精神疾患を抱えている人
 >身体障害あるいは身体的な病気を抱えている人
 >危険なことをやりたがる思春期の人
 >薬物乱用の問題を抱えた思春期の人、大人
 >妊娠している女性
 >乳幼児をつれている母親
 >災害救援者
 >大切なものを失った人 (家、ペット、家族の思い出の品など)
 >グロテスクな光景、あるいは極度の危機的状況にいきなりさらされた人
・簡潔で思いやりのある質問をする
・専門用語は使わず,ゆっくり静かに語りかける
・こまやかに,共感的に,忍耐強く接する
・被災者の方の強さに敬意をはらう

◆ふさわしくない態度◆
×被災者の方が体験していることを決め付ける,憶測する
×すべての人がトラウマを受けていると考える
×被災者の方の反応を「症状」と欲,診断の観点で話す
×被災者の方を弱者とみなす,恩着せがましい話し方をする
×トラウマ体験や失ったものの詳細を聞き出そうとする  ***Do not debrief

◆8つの活動内容◆       
1.被災者に近づき、活動を始める Contact and Engagement
目的:被災者の求めに応じる。あるいは、被災者に負担をかけない共感的な態度でこちらから手をさしのべる
2. 安全と安心感 Safety and Comfort
目的:当面の安全を確かなものにし、被災者が心身を休められるようにする
3. 安定化 Stabilization
目的:圧倒されている被災者の混乱を鎮め、見通しがもてるようにする
4. 情報を集める―いま必要なこと、困っていること Information Gathering: Current Needs and Concerns
目的:周辺情報を集め、被災者がいま必要としていること、困っていることを把握する。そのうえで、その人にあったPFAを組み立てる
5. 現実的な問題の解決を助ける Practical Assistance
目的:いま必要としていること、困っていることに取り組むために、被災者を現実的に支援する
6. 周囲の人々との関わりを促進する Connection with Social Supports
目的:家族・友人など身近にいて支えてくれる人や、地域の援助機関との関わりを促進し、その関係が長続きするよう援助する
7. 対処に役立つ情報 Information on Coping
目的:苦痛をやわらげ、適応的な機能を高めるために、ストレス反応と対処の方法について知ってもらう
8. 紹介と引き継ぎ Linkage with Collaborative Services
目的:被災者がいま必要としている、あるいは将来必要となるサービスを紹介し、引き継ぎを行なう


◆リラクセーションのためのヒント◆
【あなた自身のために】
1.
鼻からゆっくり息を吸ってください――ひとつ、ふたつ、みっつ――肺からお腹まで、気持ちよく空気で満たします。
2.
静かにやさしく、「私のからだは穏やかに満たされています」と自分に語りかけましょう。今度は口からゆっくり息をはきます――ひとつ、ふたつ、みっつ――肺からお腹まで、すっかり息をはききりましょう。
3.
静かにやさしく、「私のからだはほぐれていきます」と自分に語りかけます。
4.
ゆったりとした気持ちで、5回繰り返しましょう。
5.
必要に応じて、日中に何度でも繰り返してください。


【子どもたちのために】
子どもには、次のように呼吸法を指導しましょう。
1.
からだをリラックスさせるのに役に立つ、ちょっと変わった呼吸の仕方を練習してみよう。
2.
まず、片方の手をこんなふうにお腹のうえにおきます。 [実際にやって見せる]
3.
そうそう。じゃあ、鼻から息を吸いましょう。息を吸うと、空気がいっぱい入ってきて、お腹がこんなふうにふくらむよね。 [実際にやって見せる]
4.
今度は、口から息をはきましょう。息をはくと、お腹がこんなふうにぐーっとへこんでくるね。 [実際にやって見せる]
5.
3つ数えるよ。そのあいだ、ゆっくりゆっくり息を吸って。また3つ数えたら、ゆっくりゆっくり息をはいて。
6.
はい、じゃあ一緒にやるよ。…よくできました!

by nojimico | 2011-03-14 13:18 | 心理学 | Trackback